第5回は「ガンダムヒストリカ」本誌の編集担当・中川大地さんと、同じく本誌で「一年戦争の名機たち」執筆者のウィリアム・F・マチダこと高嶋規之さんを迎え、本誌ができるまでのヒミツや裏話などなど、たっぷり語って頂いたのだ。では今回も視聴できない方々に、その模様をダイジェストでお届けしよう。
かかず:
編集部の方にも、たくさん「ガンダムヒストリカ」の反響が届いているそうですが…?
中川:
そうですね、第1巻にアンケートハガキをつけまして、その反響が続々と来ているんですけれど、この「サンラヂ」で紹介して頂いたおかげで、放送されている北海道と福岡と、愛知県からの反響がすごく多いんですよ。ありがとうございます。あと、驚いたことに年齢層が11歳から16歳の方が多くて…。

▲ヒストリカを片手に中川氏とかかずさん。高嶋氏はシャイなため、手(と著書)だけの登場でご容赦くださいませ。
 
 
かかず:
わ、若い!
中川:
ええ、若い方々も「ファーストガンダムはどんなモンなんだろう?」と読んでくれているみたいで、うれしいですね。
かかず:
最初にこのコーナーが始まったときに、ファーストガンダムを見ている方はもちろん、「ガンダムSEED」にハマっているローティーンの方たちにも読んで欲しいな、と言っていたのが、見事…!
中川:
そうですね
かかず:
そんなリスナー代表の方からもメールが届いているので、紹介したいと思います。 函館市の「北国のラスカルファン」さんからです。 「サンラヂでよく聞く『ガンダムヒストリカ』なんですが、最初は買おうかどうか、かなり迷ったのですが、結局買っちゃいました! 今のところ、全巻揃ってます。初代ガンダムを見たことにある人は、少ないかもしれないですね。この間のゲストの緑川さんが言ってたんですが、その通りかなー、と思います。20代前半(今年24歳、誕生日はまだ先)のボクが、まだ生まれていない頃でしたから。10代の人なんて、再放送も見たことがある人がいるかどうか、アヤシイですよー。初代ガンダムはかなり奥の深い作品なので、若い世代の人たちにもオススメです。話や時代も、今のガンダムと全然違うわけですが、ガンダムの基本は『アムロとシャア』ですから」ということで。
中川:
そうですね、ありがとうございます!
かかず:
はーい。プレゼントのときに「感想も送ってね」というと、その感想も続々と送ってくれたりするんですが、「楽しいコーナーですね」なんてお便りも頂きます。で、さてさて…ウィリアム・マチダさん! どこかで聞いたお名前ですけど…この方が実は、高嶋さん。
高嶋:
はい(笑)。
かかず:
どうして、こういうペンネームをつけられたんですか?
高嶋:
ペンネームというか…全く、別の人間を作ろうと。
かかず:
スゴイですよ、そうなんですよ。「ヒストリカ」を読んでくれると分かると思うんですけど、ウィリアム・F・マチダのプロフィールが載っているんですね。ジオン工科大学…とか書いてあるんですけど。
高嶋:
はい。一応「ヒストリカ」っていう、この本の立ち位置から、講談社さんやサンライズさんの方が、できたら「いかにもアニメの記事だ」っていう本よりも宇宙世紀の時代を生きた人が振り返って書いている、俗にメタフィクションというものをやりたいという風におっしゃいまして。じゃあ一年戦争に従軍して、のちのちモビルスーツを研究して専門誌に発表してるような人間を作って、彼から見た解説にしよう、ということで。
かかず:
なるほどー。深いです。「ヒストリカ」の記事にもウィリアム・F・マチダさんは専門誌に、いろんな記事を発表してる、と(笑)。さて、今後はどういった野望を持っておられますか?
高嶋:
ガンダムも誕生してから25年。それだけ続くと情報量も多いし、映像以外の情報もいっぱいあって、知らない人には全体像がつかみにくくなりかけています。昔ガンダムっておもしろかったよな、って懐かしがってくれる方とか、最近のゲームや「ガンダムSEED」などを見て、最初のガンダムってなんだろう、と興味を持たれた人たちに「こういうものだったよ」と教えたい。深く細かい設定を解説するのではなく、入門書もしくは一種の読み物として作っていこうと心がけています。この記事をきかっけに、ファーストガンダムの映像やいろんな本を見ようと考えてくれれば…、というのが基本の位置ですね。
かかず:
本当に深いファンの方も、10代の方も…じっくり読める内容になってますものね、全体に。
中川:
「〜ヒストリカ」には二つ意味があるんですよ。一つにはマチダさんみたいな、宇宙世紀の中の架空の歴史ジャーナルという趣向で作られているという部分と、ガンダムを外側から見て、25周年のアニメの歴史の中で「どんな人たちが、どんな思いでガンダムを作ってきたのか」っていう部分の二つ。現実の歴史と架空の宇宙世紀の歴史、二つの意味を編集部としては持たせてるんですよ。
かかず:
なるほどー。深いですよ皆さん、この先も楽しみですね! あ、最後に高嶋さん、小説家として本も出されていると言うことで。
高嶋:
ええ、はい(笑)。
かかず:
「蒼き星のメリクリウス」。ぜひぜひ、こちらの方も書店で見かけたらヒストリカとともに、お手にして頂けたらな、と思います!
 
 
サンライズラヂオG!
北海道放送(HBC) 毎週土曜日 22:30〜23:00
  東海ラジオ 毎週日曜日 24:30〜25:00
  九州朝日放送(KBC) 毎週土曜日 24:30〜25:00
  の3局で放送中!
 
 

(C) 創通エージェンシー・サンライズ

(C) KODANSHA